
こんにちは。
今回のブログは、
よく聞かれる「効率的なシムの練習方法」についてです。
学生自動車部の方々にもわかりやすく解説しようと思いますので根気よく見ていただければと思います。
私は全日本ダートトライアル選手権の練習で「DiRT Rally 2.0」を活用していますので
その内容をお伝えします。
個人差はありますが、私の場合少なからずリザルトは安定してきているので効果はあると思われます!
〈目次〉
1.まず設定
2.車種について
3.コースについて
4.練習法について
【1.まず設定】
当然ハンドルコントローラーでないと意味がありませんので、そこは悪しからず。
そもそもPCかプレイステーションかという機種の選択ですが、どちらでもいいです。
PCにするならグラフィックボードの性能は必須ですし、性能の低いラップトップでやるくらいならプレステにしましょう。
大体の人は「G29」か「T300RS」などのお手軽なハンドルコントローラーでチャレンジすると思いますので、その前提で説明をさせていただきます。
・FFB(フォースフィードバック)についてですが、Fanatecの5nmで普段プレイしている私からすると、5nmマックスの出力は正直重いです。90%くらいの出力でプレイしています。
・舵角についてですが、980°で設定しています、私の車がそうだからです。(爆)
(FF車種でプレイしてくるとだんだんタイムが詰まってきて最終的には600°くらいにするとタイム"は"でます。ただしタイムが出るだけで練習になりません)
・草のテクスチャは消して練習しています、ダートラ場でタイムを狙って走るところには草が生えていないからです、あと気が散ります。
・コドライバーのコールについては”絶対に”英語にしてください。邦人のペースノートの読み方がやばいので。あと英語の方がリアリティがあります。(個人的にはペターソルベルグのコドラに似ていると感じます。)
・視点についてどこでも構いませんが、おすすめはボンネットオンボードです。
【2.車種について】
大体の人がFFか4WDだと思いますので、その前提で。
おすすめは2駆、4駆ともにFord Fiestaです。

ただし、全体的に車が安定しすぎる傾向にある気がしますので、
実際の挙動に寄せたい方はリアのトー角をアウト全開、R5の場合センターデフ、R2は前のみなので1way化して数値を上げていってください。

あとはダートラ車両だとリア効きのパッド選択をしている方がほとんどだと思いますので寄せてみても良いかもしれません。
車高はコースによって変えてOKですが、ジャンプするコースはファストバンプを強めにしておかないと底つきして車体が吹っ飛びます。
ギア比はストレートで多少レブってもクロスの方がいいです、タイムが出る傾向にあります。
【3.コースについて】
私から国内コースの練習に使える要素が多いコースを4つおすすめさせていただきます。
〈ギリシャ〉Greece : gravel 追加パック
かなり荒れたドライグラベルで、感覚的には傾斜がきつい丸和のような印象です。先がみえるので走りやすい反面、ブレーキングに対してシビアなコースなので初心者殺しであるともいえます。ギリシャを完走することが出来れば立派なシムプレイヤーですかね、、。

たまにコース脇に巨大な岩が出てくるのも、丸和らしくてgoodです。

〈アメリカ合衆国〉New England : gravel
国内コースに例えるならばTESTAでしょうか。
比較的荒れていない路面にフラットなコース特性も相まって大変走りやすいです。
が、走りやすいということは皆が一様にうまく走れますのでタイムランキングに乗るのがとても難しいコースです。

インカットするとタイムが縮むセクションとそこまで変わらないセクションがあり判断が難しいです。コース中盤に突然発生するスクエアなどが大変スリリングです。
↓↓走行動画です↓↓
タイトルでは世界ランクがどうとかほざいておりますが、某OYAMAの選手に抜かれてしまったので低迷してます!><
ここは国内コースのモーターランド野沢にほぼ一致します。
きついカント、バンクや傾斜、湿った地質など走ったことのある人間であれば野沢だ!と感じるはずです。車速も低いところから高いところまで様々です。
個人的には4駆が楽しいコースです。

たまに路面が濡れています、スプラッシュもあり。
バンプがすごい箇所もあるので車高を高くして走りたいところではありますが、大体転倒します。

〈ニュージーランド〉Newzealand : gravel
このコースの特徴は車速の乗り方のバリエーションと、轍と土手です!
このコースは個人的に大変苦手です、、、。
外側の小さな土手に何度当てたことか、、、。
とにかく左足ブレーキで車体を抑えるテクニックとコースの真ん中を走る力が求められます

どんなコースでも練習になりますが、どういった目的意識で練習するかで効率と効果が違いますよ。(以下解説します。)
【4.練習法について】
具体的に ”どうなりたいか” 、 ”どういったテクニックを身に着けたいか” によって練習方法は当然異なってきます。自身の身の丈と相談して、無理をしない範囲で始めましょう。
おすすめを以下に記載していきますが、あくまで筆者の独断偏見でしかないのでご自身で考えて取捨選択してくださいますようお願いします。
〈ダート慣れをしたい人へ〉
まずはアメリカの短いコース等からスタートしましょう。
2駆と4駆を定期的に乗り換える事によってグラベル上での車の動かし方を感じてみてください。滑っているときにアクセルを入れる、ターマックではありえないことが発生するので慣れて楽しめるようにしましょう。
自分の能力を図るために基本はフリープレイからタイムアタックを選択してプレイしましょう。(注意:セッティングを変えたら必ず保存すること!消えてしまいます。)

〈テクニックを身につけたい人へ〉
DiRTRally 2.0では基本的に左でブレーキは踏むことを心がけてください。
その上で、
・スカンジナビアンフリック
・サイドブレーキ(できたらボタンは控えてインターフェースを買ってください。)
・バンプのいなし
・車体を振らない走らせ方(Loebのような)
様々な動きを覚えていってください。

おすすめは、スタイルを決め打ちしてタイムアタックをしたのちにフリップを保存して比較動画を作る事です。自身が行った一挙手一投足が本当に速さに繋がっているか、効率的なのかを検証することが大事です。
わたしは試したことがおおよそタイムにつながったことがありませんので、、慎重に。
加えてテクの話に限っては、脳死でもテクニックが引き出せるように量をこなすことも大事になってきます。イベントから参戦して刺さらないようにプレイするのもおすすめです。おそらくテクニックをつけたい方はタイムがすでに狙えている人だと思いますので。
〈目線の練習をしたい人へ〉
この目的の人が一定数いると思います。
いざ目線の練習を!と意気込んで始めてしばらく時間がたつと、いつの間にか目的意識を失って脳死で走っていることが良くあります。本来の趣旨を失わないようにしましょう!
具体的には車速感が高いコース、かつ先の見通しが悪いで練習しましょう。
ニュージーランドやフィンランドは目線のいい練習場といえるかもしれません。

逆に言えば先が見れていない(コドラのコールを聞けていない)人はかなりの頻度で刺さると思います。根気よく見るべき方向へ意識を向けていきましょう。
〈コースの練習をしたい人へ〉
全日本ダートトライアルや地区戦の練習で活用する人は、コーナー単体や、コースの質感に注目して取り組んでみてください。
自分がそのコースを当日走って、ミスをしそうな場所はどこでしょう?
もっと攻めていける場所はどこでしょう?
全部が全部一緒ではないので活用できる範囲を決めて走行するとよいと思います。

コースがそれぞれ似ている場所を紹介しましたので有効活用してくださるとうれしいです。
いかがでしたでしょうか。
少なくとも、Z世代(???)のニュープレーヤーとして新たな入口からモータスポーツを取り組んでいる自分としてはシムトレが広がってくれると仲間が増えた気分でうれしいです。
長い文章を最後まで読んでくださりありがとうございました!
一緒に頑張りましょう!